医療事務として働きたいけど、エム・エス・シーってどんな会社?
医療事務として働くって、どんな感じなんだろう?
その質問にお答えするため、総務部のNが実際に当社の契約病院を訪問し、取材してきました。
(個人情報保護等の観点から、実際の契約病院様のお名前や写真は載せられません、ごめんなさい!)
本社を出て、新潟駅から電車に乗り病院へ向かいました。
まずは病院の見学から。
院内を、当社の社員より案内していただきました。
待合室には、受付窓口がたくさん並んでいます。
患者さんが迷わないように、新患受付・再来受付・入院受付・会計窓口などの表示がされていました。当社社員がそれぞれの窓口で対応しています。
待合室の患者さんへの気配りや笑顔も忘れていないようです。
医事課では、大きくわけて2つの業務を行っています。
患者さんに直接対応する窓口業務と、それ以外の業務です。
【窓口業務】
来院された患者さんの受付(外来/入院)、診療費の収納、診断書等の受付/交付など
【窓口以外の業務】
外来患者さんのカルテ検索/格納、入院患者さんのデータ入力、診断書の依頼及び完成処理、交通事故・労災の請求、診療報酬請求事務(レセプト事務)など
事務室には、机とパソコンがたくさん並んでいました。ここで診療データ入力や診断書業務、レセプト業務などを行うそうです。
医療事務というと、窓口で来院される患者さんの対応をするというイメージしかありませんでしたが、事務室で行う業務も多くあるんですね。
当社で医療事務として活躍するためには、どちらの業務もできることが大切です。
1.受付業務
2.外来業務
外来患者さんの診療費の計算を担当する業務で、診療行為(診察料/各種検査/処方箋など)をコンピュータ端末に入力して外来診療費請求書を発行します。
3.入院業務
入院患者さんの診療行為(各種検査/画像診断/投薬/注射/リハビリ/入院料など)と入院時食事療養費(食事箋)、病衣使用料などをコンピュータ端末に入力する業務と退院時に入院診療費請求書を発行する業務を担当します。
4.カルテ管理業務
患者さんのカルテの管理を担当する業務です。カルテとは、患者さんの病状や診療経過等を記録した、いわゆる「診療録」であり、医師にとっては診療に欠かせない重要なものです。この「診療録」の検索、搬送・格納、照会などをするのがカルテ担当の業務です。
5.収納業務
患者さんの診療にかかった費用の一部、すなわち、診療費全体の1割から3割に該当する患者一部負担金の収納や診断書料金の収納などを担当する業務です。
6.レセプト業務(レセプトを作成し、毎月10日までに審査機関へ提出する)
この業務は、全員で行います。医療機関は、診療費全体のうち最大3割を患者さんに、それ以外の7割以上を健康保険組合や市町村などに支払ってもらうことになりますが、その請求に必要なのがレセプト(診療報酬請求明細書)です。レセプトの内容を点検し、漏れなく正しく請求を行います。
続いて、入院業務を担当されている方たちのミーティングの様子も見学させていただきました。
・前年度や前月と比較して、今月はどうだったか(目標を達成できたそうです!)
・事務の効率化のための提案や、意見交換
・診療報酬の改定や今後のスケジュールについて など
お互いの発言にうなずいたり、ノートをとったりして、みなさん活発に意見交換されていました。
仕事のしやすい環境をつくるため、日々、色々な工夫や努力をされていることが伝わってきます。